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2022年2月11日金曜日

こんなところに、社労士試験受かるまでどうやって勉強したか書いてみる

2021年8月の社労士の試験受けて無事合格しました。

どうやって勉強したか書いてみる。

1回目の社労士受験は多分2006年度くらい。

簿記の流れから、TACの本科生で通学してた。遠い記憶だと、択一割れなし、選択2点足りずとかで不合格。

次の年にも受ければよかったのに、その時は仕事もしてたし、社労士の資格を持つことのメリットが特になく継続せず。ただ、学習した内容はすごい役にたってた。

落ちた最大の理由は、教材が多すぎたこと。もらった教材をこなすのが精いっぱいで、最後の方で学んだ国年・厚年は理解ができないまま受験した。答練に追われて復習ができなかった。私には合わなかったけど、全てこなせれば絶対受かる。


約15年が経ち、コロナが流行り、雇用状況が一気に変わり、崖っぷちに立ったところで、今更のスキルアップ、今から何ならできる?で、人事系の仕事に戻るなら資格がないとアピールできない。。と再度学習しようと思い立ったのが1年前。


勉強を始めたのは2020年の12月30日とか。試験まで8か月。

標準学習時間の1000時間には1日4時間ちょっとの学習となる。平日は3時間、お休みの日は8時間(ぼけっとしている時間含む)時間をかけた。サーフィンは封印。

まず、本屋さんにあった「よくわかる社労士合格テキスト」の雇用保険法を1冊買ってみた。労働基準法は売り切れてたから雇用保険から。

1冊読んでみて、理解できそうだったら続けてみようと。

そして、よくわかる社労士合格テキスト(全11冊)と過去10(全4冊)を1冊づつ増やしていった。30,000円位。

4月末くらいまではこれで勉強。

よくわかる社労士合格テキストを一回読んだら、過去10をやる、これを1科目2週間で進めていく。苦手な厚生年金は3週間かけてた。

本を読んでも理解できないことは、YouTubeに頼った。大原の社労士24には助けられた。YouTubeもTwitterも。金沢先生がツイートした合格までの学習スケジュールに沿ってコツコツ勉強してた。

よくわかる合格テキストはとても細かい(そして全部買うと高い)。一科目づつ勉強するにはいいけれど。5月以降、二巡目に入り横断学習を始めると、「似て異なるもの」の区別がうまくできない。よくわかる合格テキストは1~10まではいいけど、11一般常識統計はまるで役に立たない。

みんなが欲しかった社労士全科目横断テキストを買ってみる。これはコンパクトすぎる。そこでみんなが欲しかった社労士の教科書を購入。これだけで大丈夫?って思うけど、ほぼ全て過去に出ていた問題の解説は載っていて2冊のみ(販売時は1冊だけど2冊に分割できる)だから調べたいことが探しやすい。横に小さく書いてあることが試験でる重要なことだったりする。「みんなが欲しかった社労士の教科書」を1冊覚えれば合格できるって信じるのが量に圧倒されないからよさそうとも思う。

一般常識(社一労一)は、最新情報は厚生労働省がホームページにバラバラと掲載しているが、まとまっている大原の単発講座を受けた。一般常識と法改正の4コマだけ。大原は神だと思った。学校に行く余裕があるなら大原おすすめ。ちゃんと行ってたら絶対うかる。理解出来るスピードが1人教科書・問題集と向き合う時とまるで違う。通信は石戸先生が担当だから最高。一般常識は絶対おすすめ。初学者に法改正は不要だった。改正されたものしか学んでないから。合計で16000円だったかな。

5月に合格のツボの択一式投入。そして、5月末から模試が始まる。LECは模試3回セット。1回はTACの模試と被ったので、LECで2回、TACの模試を2回受験。LECとTACで曜日をずらせば5回受けることもできるけど、1週間に2回受けても復習が間に合わない。LECは後で受験しなかった日の問題と解答がもらえる。結果はC判定またはD判定。合格のツボとまるで同じ問題をミスっている自分に泣く。毎年合格者は2000人くらいいるので、模試受けてる人は超できる人ばっかりだから、この中で2000位以内に入ってれば、受かるってことだよねと思うことにする。

模試は受けたら総復習。全て理解できるまで解く。今までの学習が止まっても、1模試1週間かけて総復習。4回模試受けると4週間かかる。でも、1回分の模試の復習は全科目1周することになるから無駄じゃない。一番いけないのは受けっぱなし。

模試は会場で受けたほうがいい。午前と午後と長丁場で体力を使うので、試験中にどう休憩を入れるかを考える。試験官に言わないと水のめないけど、いつのタイミグで水を飲むとか。午前はすぐ終わるけど、午後は長いから2科目終わったら水を飲んで10分くらいぼけっとすることにした。午後3回ぼけっとしてたわけ。お昼ご飯に何を食べるかとお昼休憩をどう過ごすかも重要。会場がどこになるか直前まで分からないので、散歩に出る派の私は外でピクニックランチにすることにした。カマンベールチーズと生ハムのサンドイッチときゅうりの浅漬けとジュース。本試験の時は、金沢先生の言う通りキットカットも用意。ミント味のキットカット♪雨降らなくてよかった。

解く順番、私は最初から解いていくタイプ。一番怖いのはマークミス。

LECの模試の回答には、いろんなおまけがついていて、むっちゃいい。澤井先生のオンラインの解説が最高いい。TACの解説はわかりにくかった、回答におまけもない。

会場で受けられないなら、予想問題集で十分。合格点取れることが合否を決めるから偏差値とか不要。

合格のツボは3~5周した。最初は全問。その後は間違ったところを主に。付属のシールが楽しい。択一やったあと、ギリギリ選択もやった。択一の点が取れるようになるのが最優先。

最後は5年分の過去問。1日で1年分やる。あとLECの直前予想模試、本屋で売っているやつ。

過去問は、過去10でやってる問題だから、8割は取れる。足切りなくいけるかもと思い始める。最後の1週間は総復習。仕事を休んで1週間は1日10時間くらい。ぼーっとしてる時間も多かったけど。ドラゴン桜よく見てた。

試験会場は1部屋50人くらい。合格率6%とするとこの部屋で受かるのは3人。私が一番頭よさそうだよね?だよね?とひっそり思うことにする。わが県だけを見ると合格率は10%だったので5人受かった計算。

試験は、国年・労一の救済待ちだった。帰りの電車で、回答速報Twitterを見て、労一はみんな出来てなさそうだから、救済入るかも!と思ったのもつかの間、国年も3問とけてないことに気が付く。最後の追い込みで疲れ果ててて来年もう一回これやるのかと思うと、ぞっとししたが合格。

「みんなができる問題を落とすな」といろんなところに書いてあったのはその通りだと思った。

厚生労働白書はオンラインなら無料だから、オンラインで読んだけど、本で購入したほうが頭に入ったかもと思った。白書からそのまま試験に出る。厚生労働省のFacebookはフォロー必須。

大原の単発講座と、LECとTACの模試は受けたけど、本科生じゃないから合格パーティーみたいなのに呼ばれたり合格体験記書きませんかとか言われないのはさみしい。

これから事務指定講習。

今までの教材費用とか学校・模試の費用が7万くらいで、事務指定講習は7.7万。

崖っぷちだった私の雇用は継続されていて、全然人事の仕事への就職活動をしていない。

受験する前は、合格を目標にしていたけど、合格が始まりと痛感。転職活動とかしないとこの資格が生かせない。ただの社会保険に詳しい人になっちまう。さてどうしよう。

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