ラベル mobile only

2019年12月24日火曜日

行きたい!コスタリカ ワイルドライフ 中米コスタリカ と 地球ドラマチック ウミガメビーチ

NHKワイルドライフ 中米コスタリカ

イグアナvsバシリスク トカゲ王国を生き残れ!
爬虫類学者、ポンピリオ・カンポスさんの案内で森を探索します。

コスタリカ、行きたい!
コスタリカは国土の三分の一が自然保護区。
世界の5%10万種類の動植物がすんでいる生物多様性
生物多様性が世界で最も高い地域の一つ。変化にとんだ環境。火山もあります。熱帯雨林、乾燥林などタイプの違う様々な環境がある。
国名の由来は「豊かな海岸」

バシリスク:肉食トカゲ、特技は水面走り。
グリーンイグアナ:草食、森で大繁栄のスローライフ。
 グリーンイグアナの赤ちゃんに立ちはだかるのはバシリスク
ニクショクキムネオオハシ:おおきなくちばし。
ノドチャノユビ ナマケモノ:長く伸びたつめ、大好物の花を食べる。森で最もよくであえる。
シロヘラコウモリ:白い蝙蝠。三角に折り曲げられた葉っぱの中に住む。果物が主食。

カンポスさんの案内

コスタリカには、72種類のトカゲが確認されている。

ブラウンフォレストスキンク

コスタリカで最も小さなトカゲ。スベスベトカゲと呼ばれている。小さな虫をとらえていきている。

スレンダーブラウンアノール

全長5cmほど。葉っぱの上にいる。顎の下を膨らませて、求愛などのシグナルを送る。

アシナシトカゲ

蛇のよう。体をくねらせすすむ。地面にすんでいるのでなかなか会えない。

グリーンバシリスク(イグアナ科)

名前の由来はギリシャ神話の怪物。
緑色のおおきな肉食とかげ。
全長80cm。大人の雄には背びれのようなものが生えている。
メスや子供には背びれはない。
バシリスクは泳ぎがうまく移動のためによく泳ぐ。
しかし水辺には最強のてき、ワニがいる。
メガネカイマン(全長3m)が来た!ぱくりとひとのみ。
秘儀、水面走り、水中を走るほうが泳ぐよりも早い。並はずれた身体能力で生き残る。
1秒間の歩数は20歩、1.8m/秒。
最初は水に沈んでいる下半身が、水の上にあがってくる。
後ろ足の指は、指に水かきのようなひだがあり、水の上では開く。
水面に垂直に足をうちつけ、また、空気のかたまりを作り水の抵抗を弱め、足を引き上げやすくしている。
片足が沈む前に次の足を踏み出し、水面を走る。
大きな体力が必要なので、最大で20mほどしか走れない。

バシリスクの赤ちゃんは虫が主食で虫をおいます。なので、群れは作らず1匹で生きる。
生まれてすぐに水面走りをする。若くて小さいうちのほうが体が軽く水面走りは上手。

グリーンイグアナ(イグアナ科)

全長2m、体重8kg、中南米最大のとかげ。
ほとんど木の上で生活している。とかげはふつう肉食だけど、これは珍しい草食とかげ。主食は葉っぱ、果物、花、およそ30種類。
(白いハイビスカス食べてる!かわいい)
おすはおおきな頬、めすはすっきり。体の色は緑とはかぎらず、個体により緑、黄いろやグレー。
「トカゲのしっぽきり」たとえ切れても再生するけれども、本来のしっぽは縞模様、きれて再生すると縞模様ができない。
夜寝る。朝は体温が低くて(25度)起きてもなかなか動けない。
日の出で起きるが、日光があたり8時ごろになり36度まで体温があがるまで動けない。
1日にあるけるのは100mくらい。時速3kmくらいであるく。
日光浴→食事→日光浴 
葉っぱを消化するためにさらに日光浴をする。40度の体温がないと消化できない。
動かないでいる時間は96%!
オマキザルやワシ、ボア(大きなへび)が天敵。
ボアコンストリクターがきた!
枝に追い詰められた!川に飛び込んだ!泳ぎ上手なグリーンイグアナ。
天敵に備え、川に突き出した枝の上で日光浴をしています。

グリーンイグアナは中南米一体に生息しています。

CENTRO TURISTICO LAS IGUANAS
町中にイグアナがいる。
赤ちゃんは庭の花をたべ、コンクリートブロックの上で日光浴。

イグアナの恋の季節

11月は最も暑い乾季。

イグアナの体がオレンジ色に染まるのは繁殖期の特徴。婚姻色。
年に1度の恋の季節。
首を振り自分を誇示し恋のライバルをけん制しあう。
両者譲らないと取っ組み合いのけんかになります。
強い雄はより多くの雌を独占します。
この時期オスは食事をほとんどとらずに戦い続ける。
そして、複数のメスのハーレムを作る。ハーレムにいる雌に首を振り求愛をする、が、雌はつれない。そのハーレムにいるから雄を受け入れるというわけではない。
雌が雄を受け入れる日は数日しかない。

ハーレムを持てなかった若い雄は、雌との出会いが限られる。
雌のしっぽに噛みついてしっかり捕まえる。そしてもう1匹がくる。雌は飛んで逃げる。

2か月たった1月、今度は雌が食事をとらなくなります。産卵を控えおなかは卵でぱんぱん。おなかに食べ物を取り込むスペースがありません。
産卵の時期には雌は地上におり産卵する。
日当たりのよい川岸にある動物の巣穴のあとや、掘りやすい砂地が人気の産卵場所。
深さ1mほどの横穴をほり、最大80個の卵を産み落とす。大きさはウズラの卵くらい。
卵は地面の熱で温められる。

6月 コスタリカの森が雨季になる。
産卵から3か月、オスもメスもおとなしくすごす。雨が降ると体が冷え活動ができず、雨水を飲む程度。まもなく孵化の時期を迎える。
ウズラの卵くらいの卵から、全長30cmの赤ちゃんが誕生。
数日後、赤ちゃんは穴から地上にでてきます。
赤ちゃんにはリーダーがいて仲間が付いていきます。柔らかい若葉を食べて育ちます。
兄弟で群れを作って生活します。群れを作る習性をもつとかげは極めてまれです。

小さいうちは、よく地面におりてきます。
天敵はグリーンバシリスク。イグアナの赤ちゃんをまるのみにして食べてしまいます。
群れで警戒しいち早く逃げることで身を守る。別々の方向に逃げて混乱させます。

ケツァール

世界で最も美しい鳥と言われる
熱帯雲霧林といわれる標高の高い森に暮らす。
木の実が主食、昆虫や小型のとかげも食べる。
コスタリカに生息する鶏は900種近く、全世界の1割に上る。

プラチナコガネ

美しい昆虫。ピカピカの体は一説には天敵対策。周囲の景色を映し背景に紛れる。

オリーブヒメウミガメ

海亀の集団産卵。最大数十万匹で産む。


地球ドラマチック ウミガメ・ビーチ 神秘の産卵

何万匹もの海亀が何百万もの卵をうむ。
(ちょこっとこの映像ワイルドライフでも紹介されてたね)

誕生から産卵でもどってくるまでの、長い旅をおう。

写真家で博物学者のヒューゴ・キッチングは
数少ないヒメウミガメの大規模の産卵場所、オスティオナルビーチ(コスタリカ、太平洋岸)で観察をする。
現存する7種のウミガメのうちもっとも生息数が多い、
寿命は50年、50万キロのきょりを一生のうちいどうする。
10年以上回遊してから産卵する。

アリバダとよばれる。スペイン語で到着の意味。
アリバダは毎月おこり、特に雨季は大規模になる。多いときは40万匹。

うみがめ保護団体顧問:ロルダン・ヴァルデルデ
海洋保全学者:ヴァネッサ・べジー、個体数を調べている。
ドローンで2万2千匹以上のウミガメを確認→これが17%!(あとは潜っている)
ドローンと水中カメラで。
雌の体重は約45KG。捕獲した雌に水中カメラを取り付け観察するとほとんど海中に潜っていることがわかる。
メスは自分が生まれた浜に戻って産卵する。どうやって戻ってくるかはわからない。

0 件のコメント:

コメントを投稿