今日はセメイスキエ(タルバガタイ)とイヴォルギンスキー・ダツァンに行きます。
ツアーの手配
出発前に日本のインツーリストさんにお願いして、ツアーをアレンジしてもらいました。インツーリストさんに問い合わせした時に、「ウランウデからのツアーですか??」といぶかしまれましたが、ちゃんと手配してくれました。
他に2社ほど問い合わせしてみたりもしていて、そしてそちらの方が少し安いお見積りをもらいましたが、やっぱり日本に支社があるって何かあった時に心強かったので、インツーリストさんにお願いしました。
79,000円(車・ガイドさん・お昼ご飯・フォークフロアショー・入場全てコミコミです)
高かったです。
でも、今回は仲間がいたから頑張れちゃいました。(2人で割り勘なので1人あたり39,500円)
セメイスキエとイヴォルギンスキー・ダツァンへ
朝、ホテルにガイドさんと車が来て、車でセメイスキエへ向かいます。ガイドさんは、ウランウデの大学で日本語を学んで、日本にも留学経験のある女の子です。
線路を渡るところに、これよくあるんですよね。
「ここで線路渡れます」のマークなのか「事故に注意」なのか。。
最初に立ち寄った、眠れるライオンの上からの景色です。
セレンガ川です。
眠れるライオンの背中側です。
ちゃんとライオンに見えますよね?
神聖な場所です。
タルバガタイ
タルバガタイに到着します。セメイスキエと呼ばれる、ロシア古儀式派の集落です。
まず、教会でご挨拶したのち、神父さまが、郷土博物館の案内をしてくれます。
クワです。つぼです。サモワールです。みたいな感じですが、かわいらしい博物館です。
神父さま、ありがとうございました。
セメイスキエなお宅訪問です。
カラフルなおうちです。
コスモスがかわいい。
外壁の模様は、ペットボトルのキャップを使って作っていたりします。
内装はこんな感じです。
お庭で野菜も育てています。
素敵なお庭だわあ。 夏ですね!
お昼ご飯をごちそうになりました。
豚の脂身、サーラもあります。
サーラ、大好物なの。
はちみつのお酒もごちそうになりました。とっても強かったからほんの少し。
ロシアな飲み物、モルスもでました。赤いジュース。
やまもりです。
もちろんオームリーも!
「モルスはどうやって作るの?」と聞いたら、「これで作るの」と見せてもらったのが、庭のキイチゴの木でした。
これだけ広いところでキイチゴ育てられたらいいわあ。
ナスタチウムも満開です。
食事の後、踊りと音楽を披露してもらい、民族衣装も着させてもらいました。
何枚も何枚もスカートやエプロンを重ねていく、鮮やかな衣装です。
ありがとうございました。さようならー。
イヴォルギンスキー・ダツァン
一度ウランウデの町の方に戻り、イヴォルギンスキー・ダツァンに向かいます。ロシアのチベット仏教の総本山だそうです。
ここではお寺のお坊さんが説明をしながら、案内をしてくれました。
境内は広くて、宿坊や、書庫や複数のお堂が並んでいます。
沢山の人がここで仏教を学んでいるって言っていました。
マニ車、からからからから。
戦後に建てられているので、新しい感じがします。
トラ。
日本からきた桜だそうです。
夏は暑く、冬は寒いから、桜はビニールハウスで育てられています。
イヴォルギンスキー・ダツァンは、市内からバスでも行けるようです。
これで本日の観光は終了です。
明日から、シベリア鉄道で2泊3日、ハバロフスクに向かいます。
セメイスキエのメモ
セメイスキエはトランスバイカル(ザバイカル)に住む、ロシア正教古儀式派のコミュニティ。
古儀式派への弾圧によりシベリアなどへ逃れ信仰を続ける。
毎日の音楽から宗教の音楽へと、長い間唄の伝統を持ち、世界遺産となっています。
古儀式派Старообрядчество
17世紀半ば、ピョートル大帝が、ヨーロッパの文明を取り入れたころ、ニーコン総主教が進めた儀式改革に反対し(ロシアの正教をギリシャの正教に合わせるように訂正を求めた)主流派から分離し伝統を守っている人たちのことをいう。
場所
タルバガタイとダツァンとウランウデはこんな感じの位置関係です。(グーグルマップです)
イヴォルギンスクのちょっと先に、イヴォルギンスキー・ダツァンはあります。
タルバガタイの一部や、イヴォルギンスキーダツァンへ行く道はストリートビューもありますね。
ダツァンの入口もストリートビューで見れますね!
マップもアースもストリートビューもすごいです。
おまけ「メガタイタン(メガチターン)」
観光が終わったので、気になっていた「メガタイタン(メガチターン)」の前でおろしてもらいました。
こんにちは。
スポンジボブです。
お惣菜売り場には巻きずしがありました。
メガタイタンからちょっと歩くと、アブソリュートという別な巨大スーパーもありますよ。
メガタイタンは、2011年にキム総書記(金正日)が首脳会談のためにウランウデを訪れた時、視察に行きました、ということがネットにあったので気になってたのよね。