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2015年12月18日金曜日

ヒンズーと仏教の混在するプランバナン寺院 ⑧


マリオボロからトランスジョグジャの1Aに乗って45分、プランバナンに到着します!

トランスジョグジャは3600ルピア(36円)。

トランスジョグジャって、なんであの乗り場の形なんでしょうね。。。

プランバナン寺院


国立考古学公園には、ヒンズー教のプランバナン寺院と、仏教のセウ寺院・ブブラ寺院、ルンブン寺院があります。

一番の見どころはプランバナン寺院。
公園の中には、観光客を載せる車が走っていて、プランバナンを見た後に、セウ寺院に行きます。


入場料は230000ルピア(2300円)くらいだったかな。。高いです。
ここ、入場料の支払いにクレジットカードが使えました。


あとガイドさんについて。
入場するといろいろ声がかかるのですが、日本語話せる人いる?というと日本語ガイドさんがいらっしゃいます。
こちら、プランバナン寺院だけの説明約1時間で1000円になります。
珍しくお願いしたのですが、説明が結構面白かったのでおすすめです!




プランバナン寺院は、7世紀~10世紀のお寺。

修復すると240個のお寺があるそうです。

今修復されているのは18個のみ。





糊とかコンクリとかセメントとか使わず、この溝の凹凸で組み立てられていたそうです。


ちなみに、修復時は接着するためにセメント等を使っているそうです。

1つのお寺を修復するのに27年かかるんですって。




入って、奥の真ん中にある大きな堂がシヴァ堂

 シヴァ堂には、シヴァ、ドゥルガ、ガネーシャ、アガスティアと、4の神様がいます。
 回廊のレリーフも見事です。

その右側(北側)がヴィシヌ堂、左側(南側)はプラフマ(創造の神様)堂


シヴァ堂の手前がナンディ堂、ヴィシヌ堂の前がガルーダ堂、ブラフマ堂の前にあるのがハンサ(白鳥)堂。


ようは、
奥は神様たち、プラフマ堂、シヴァ堂、ヴィシヌ堂
手前は神様の乗り物、ハンサ堂(プラフマの乗り物)、ナンディン堂(シヴァの乗り物)、ガルーダ堂(ヴィシヌの乗り物)


こんな並びってことです。


シヴァ堂。


シヴァ神。
破壊の神様。


レリーフが美しいですね。



アガスティア。


ガネーシャ。
シヴァとパールヴぁティの子供。だけど顔は象。
学問の神様。
ガイドさんは「日本だと菅原道真ね」って言ってました。(ちょっと違う・・・)



ドゥルガ。
触ると美人になれるそうですよ。




シヴァ神の乗り物、牛ナンディ。


逆側からナンディ。



プラフマ堂のプラフマ神。

顔が4つありますよ。

宇宙の創造をつかさどる神様。


これはハンサ堂。 中のハンサ(白鳥)は今はもういないです。

ここに書いてある数字は、オランダがこの堂を修復した時に刻んだ年だそうです。




ヴィシヌ神です。 



そしてこちらガルーダの塔。(ガルーダも今は中にはいません。)

ガルーダはヴィシヌの乗り物です。

ガルーダ堂は、この前の地震の時に落下したてっぺんの部分がそのままおいてあります。
6時開園のちょっと前に地震があったんですって。

てっぺんがしたに落ちているのわかります?逆光だなあ。


これがてっぺん。

こちら、北側からみた様子です。

北側を出ると、巡回バス乗り場に行けます。



巡回バスに乗ってセウ寺院まで来ました。

外国人観光客の払う、高い入場料にはこのバスの運賃がこみになっています。

セウは、数の千の意味。


そして、またプランバナンに戻ってきて、サンセットを楽しみます。


ちょこっとプルメリアの木もありました。


夕焼けの時刻です。


ここの公園では、夜にラーマナヤ踊をやる日もあるそうでして、やっている日にジョグジャカルタにいたらぜひぜひ見てみたいものです。


おまけでトランスジョグジャ乗り場について


そしてトランスジョグジャに乗ってジョグジャカルタに帰ります。

こちら乗り場。



トランスジョグジャってさ、乗り場の位置に、ドアの高さを合わせているのよね。


乗り場担当者もやたらとたくさんいます。

なんとも不思議なトランスジョグジャ乗り場です。


空港を経由してジョグジャカルタ市内に戻ります。
しつこいですが3600ルピア。
わかりやすく、乗りやすく、そしてこの価格は非常にありがたいです。