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2015年12月6日日曜日

マノハラホテルとボロブドゥールの遺跡 ④


アマンジヲでランチの後、ボロブドゥールの遺跡エリアの中に立つ、マノハラホテルにチェックインします。

遺跡の公園の中にあるようなホテルです。

エントランスからフロントまでが遠い!

マノハラホテル


ガムランの演奏のあるフロントにてチェックインして、ウェルカムドリンクをいただきます。

写真の手前にある用紙のが、朝食券、遺跡入場券、そしてオーディオの券。
マノハラホテルでは、施設内のオーディオルームで、遺跡に関するビデオを見る事ができます。



お部屋はこんな感じ。
とってもきれい。

NHKも映ります。

お部屋の窓から出たところ。
広々ガーデンです。
ビューはお部屋によりますよ。


ちなみにマノハラホテル、私はアゴダさんで予約しました! アゴダのマノハラホテル予約画面は こちら
ホテルに直接連絡して予約もできますヨ。 マノハラホテルのサイトはこちら

さっそくホテルの庭を通り抜けて、ボロブドゥールの遺跡に向かいます。


見えて来ました!


写真は逆光になっていて、細かいところが見えないのですが、すごい人です!

人がたくさんいます。

土曜日だからなのかな?
それとも毎日こんなにいるのかしら?


大混雑!



ここは、一番外側の回廊です。
休んでいる人がたくさんいますね。

ボロブドゥール見学

回廊に上ります。

第一回廊の内側上段には、仏教をはじめたインドのプリンス「お釈迦さま」のお話しが、120枚の絵に描かれています。
絵は、東側に30枚、南側に30枚、西側に30枚、北側に30枚あります。

お釈迦さまは今から約2500年前、紀元前5世紀ごろ生まれたそうです。
お父さんはシャーキャ王国の王様、お釈迦さまはその王子さまです。

一番目
まだブッダは天界にいます。
音楽を奏でる人が周りにいて楽しそう。


13番目
マーヤー夫人(ブッダのお母さんになる人)が、白い象が天から降りてきて右わきから胎内に入る夢を見ています。
左上にいるのが象。
横になって寝ている方が摩耶夫人。


この後、占い師に偉大な王子を身ごもったと知らされます。


28番目
今のネパールのルンビニーでお釈迦さまは生まれます。
お釈迦さまは蓮華の花の上を7歩歩いています。

生まれた同時に七歩あるいて、右手で天を左手で地を指差し、東西南北の四方に向かって
『天上天下唯我独尊 三界皆苦我当安之』
(てんじょうてんげゆいがどくそん さんがいかいくがとうあんし)


マーヤー夫人は出産のあと7日で亡くなり、マーヤー夫人の妹のマハープラジャーパティが養母になってシッダールタと名付けられた王子を育てます。


40番目
瞑想するブッダに5人の仙人が訪ねてきました。


43番目
お父さんと結婚相談中。

シッダールタは「出家すれば最高の悟りを得るでしょう」と仙人から予言されていたため、
出家してしまい跡継ぎがいなくなることを恐れた王様は、息子を宮殿から外に出さないようにしていました。

しかし、ある日、シッダールタは気分転換に散歩にでかけます。

すると
東の門からでると老人に出会い、
南の門からでると病人に出会い、
西の門からでると葬列に出会います。

最後北の門から出ると修行僧に出会います。

老いの苦しみ、病の苦しみ、死の苦しみという逃れることのできない生の苦しみを知ったシッダールタ(お釈迦さま)は、奥さんも息子もおいて、修行に入ることを決意します。


65番目
ブッダは馬に乗ってお城を出ていきます。
このとき29歳。


シッダールタは食べ物を乞いながら、旅を続けます。

旅の途中、
アーラーダ・カーラーマ師のもとで「無所有処」という煩悩を滅し何ものにもとらわれない境地に達し、
ウドラカ・ラーマプトラ師のもとで「悲想非非想処」という想うこともなく想わないこともない境地を会得しました。

その後、今度は5人の仲間と一緒に苦行を始めますが、苦行は心理への道ではないと悟ります。


81番目
スジャータにおかゆをもらいます。
骨と皮だけになったシッダールタはこれで心身回復。


そしてブッダガヤーの菩提樹の木の下で1人瞑想に入ります。

95番目
瞑想していると美女にふんした悪魔がやってきて誘惑します。
さまざまな煩悩が美女と悪魔に姿をかえているのです。


瞑想にはいって7日、シッダルータは心理を見つけ仏陀になります。
このとき35歳。

仏陀はその後も瞑想を続けます。
最初はその心理を広めようとは考えていなかったのですが、梵天(ブラフマー)にすすめられ、教えをとく決心をします。


115番目
ガンジス川を渡ります。


お釈迦さまは、(今のインドの)ガンジス河沿いのヴァラナシ郊外のサルナートに向かいます。
サルナートでは、5人の仲間が鹿野苑で修行を続けていたのです。


120
こちらが最後の絵。
これから伝道がはじまります。


5人の仲間に対する最初の説法は、初転法輪とよばれます。

中道:(苦しみを克服するための道として)快楽と苦行の極端に走らない
四諦:(苦しみについての)四つの真理、苦諦・集諦・滅諦・道諦
八正道:八つの実践



このレリーフでは、仏陀のお話しはここまでです。

この後、この5人の仲間が出家した僧侶となり、教団ができ、仏教が広まっていきます。
紀元前383年にお釈迦さまは息を引き取ります。



いろいろ修復中です。


第一回廊、下の絵も面白いんですよ。

難破した船を亀だったブッダが助ける絵とか。



このあたりも、マノハラのオーディオでよく説明があります。

ただ、絵を見つけるのが、むっちゃ難しいです。



カーラの門を通り抜けて登っていきます。

過去の災いが飲み込まれていくかしら。


ストゥーパが並びます。




ホテルに戻ってから、オーディオを見てみました。
ムンドゥ寺院に刻まれている数々のお話が興味深く、また、ボロブドゥールの第一回廊の話も面白かったです!!泊っているならぜひ。
日本語で見たいのっていうと、日本語のビデオを上映してくれますよ。


そして疲れて食欲のない中お夕飯。
ここの、ナシゴレン、なぜか麺も入ってました。
ハイブリッド!?


明日は4時からサンライズツアーです。