今日は奈良中心部の観光です!
今日のスケジュール
ホテル発 08時15分
興福寺 08時30分~11時00分 ←いまここ元興寺 11時00分~11時30分
奈良ホテルでランチ 11時30分~13時00分
東大寺 13時00分~18時00分
正倉院展 18時00分~20時00分
朝7時30分に大仏殿が開く東大寺から行こうかとか、自転車でまわろうかとかいろいろ考えていましたが、春日大社の見学を見送って、のんびりなスケジュールに変更しました。
晴れたけど自転車つかわず全部歩きです。
では、JR奈良駅から三条通りを抜けて、興福寺からいってみよう!
三条通り
昨日いった菊屋さんの奈良店。
中谷堂さん。よもぎ餅で有名なお店ね。
開化天皇 春日率川坂上陵。
通り沿いに、第9代天皇のお墓があります。
そして、猿沢の池の方へ。
猿沢の池にうつる興福寺
法相宗大本山です。
藤原野鎌足の病気回復のために山階寺を造営し、壬申の乱後移動し、厩坂寺となり、平城遷都の時、藤原不比等がまた移して興福寺になったそうです。
鎌倉幕府、室町幕府時代では、大和には守護をおかず、興福寺がその仕事をしていたそうです。徳川政権下でも、面目は保たれていたが、明治政府の廃仏毀釈で苦境にたつ、その後、今の興福寺になったそうです。
内部の拝観は9時からなので、外観の見学から。
東金堂と五重塔。
五重塔(国宝)
藤原不比等の娘、光明皇后の発願で建てます。
5回焼失して、今の塔は1436年に再建されたもの。
三手先斗栱など奈良時代の面影もあります。
南円堂(重文)
北円堂(国宝)
八角円堂、藤原不比等の一周忌に、元明、元正天皇が、長屋王に命じて建てたもの。
平城京を見渡せる場所に建つんだけど、木が生えててあんまり今は見えません。
本尊は弥勒如来(鎌倉時代 国宝)。
教科書に載っているのは、無著・世親(鎌倉時代 国宝)。無著がお兄さんなので、年取ってます。運慶の指導のもと、無著は運助、世親は運賀が担当。玉眼(目に水晶をはめ込む)です。インドの人なんだけど、顔は日本人です。
四天王も国宝です。
今日から、内部の特別公開です。500円。
中金堂
吉祥天公開中!で500円。
こちらも創建者は藤原不比等。2018年に再建。
ご本尊は釈迦如来。薬王と薬上が脇侍です。
いつもお正月だけ公開される、厨子に入っている吉祥天(ラクシュミー)が特別に公開されていました。
となりの大黒天も、ツルっと印象深い大黒様です。打ち出の小槌の大黒天ではなく、シヴァ神っぽく、三面六臂の粗削り。
法相柱に書いてある僧侶の名前ってわかるのかしらと思っていたら、柱に名前も書いてあった。
吉祥天はセンターに位置していて、遮るものはないので、遠目になら、柵の外からでも見えます。
国宝館
こちら700円。
国宝館なので、国宝だらけです。
館内にある説明書きはとても少ないので、興福寺のホームページを見ながら見学するとかするとよいと思います!
興福寺、ほかの建物は、入場時にいただくパンフレットに、建物のことも像のことも詳しくかいてあるのですが、なぜか国宝館はくれない。(買いましょうということ?)
阿修羅を始めとする八部衆。
はじっこにいる迦楼羅(かるら)はガルーダなのよ。ヒンズーでビシュヌが乗る鳥。
インドネシアの航空会社の名前にもなっているガルーダ。
ちゃんと顔が鳥なのよ。
龍宮に住む沙羯羅(さから)、ニシキヘビを神格化した畢婆迦羅(ひばから)などなど、八部衆一人ずつの説明とか、十大弟子(インド人なんだけどね!日本人の顔してますよ)が誰が誰なのかとかわかって見ると面白いです。十大弟子には釈迦の子供もいます。
天燈鬼・龍燈鬼も大人気。
国宝館のお土産屋さんで、天燈鬼のフィギュアも売ってました。5500円なり。GOTOの電子クーポンも使えます。龍燈鬼だったら買っちゃったかも。
もう、ふりかけはありませんでした。でも興福寺卵ボーロが売ってた。
三重塔(国宝)
北円堂とともに、興福寺で最古の建物、平安時代の建築様式です。
南円堂よりちょっと西側にあります。
見落としちゃいそうな場所にあったー。
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