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2020年11月16日月曜日

2020年正倉院展、とうとう正倉院展に行ってきました

救世観音をきっかけに考え始めた奈良観光。

そうだ、秋といえば正倉院展が!
今年は全て事前予約ってことで、発売日にチケット購入してみました。
わーい、初めての正倉院展。

オンラインで配信って何だろうなーと思ったら、そんなに長くはない。

こちらが公式ホームページ。

宮内庁のホームページで、検索すれば宝物は全て見ることはできるのね。




17時前に博物館についたので、
「〈なら仏像館〉 珠玉の仏たち」を見る。正倉院展のチケット持っていると200円ってことで。
もう仏像ばっかりで疲れていたので、休憩していたほうがよかったかも。
特に音声ガイドなんて借りちゃったら、もうへなへなでした。



正倉院展。入場予定時間の30分前から並べます。
並べるだけです。
入場する時間は指定された時間です。

でも、日本人だから、早めにきてついならんじゃう。
1時間に260人らしいので、かなりの人数が並ぶは並ぶ。
でも入ったら混んでいないです。
とっても快適に見学できました。
予約入場制っていいなーと初めて思いました。

18時ぴったりに入場し、お土産屋さんが終了する19時40分ごろ出てきました。
展覧会自体は20時終了です。

来年もチケットを事前販売にするなら、記名式がよいと思います。。


音声ガイドは絶対借りるべし。

説明書きは展示物横に記載があるので、なくても理解はできますが、音声のほうがちょぴっと詳しく、見ながら音が聞けるのもおすすめ。




正倉院は、聖武天皇からの光明皇后の施薬院ってことで、お薬が大切にされていたようです。


入ってすぐにあったもの。

厚朴(こうぼく)。


あれ、厚朴?

そうです、漢方薬です!

今回展示されていた漢方は以下のとおり。

五色龍歯(ごしきりゅうし)
 龍じゃなくて象の歯だそうです。

厚朴(こうぼく)

遠志(おんじ)

大黄(だいおう)

芒消(ぼうしょう)

紫鉱(しこう)

蘇芳(すおう)

雄黄(おおう)
これ、ヒ素。やばいやつ。まあるくてぴかぴかできれい。


そして薬物リスト。

延暦十二年曝凉使解(えんりゃくじゅうにねんばくりょうしのげ)
これ、超面白い!!!


大黄、たくさんありました。今も昔も便秘は困った問題なのね。
そしてイライラ解消にはカルシウム!

写本って、むっちゃきれいな字で書いてあるのばかり見るので、昔の人はこんなにもきれいかかるのかと思うのですが、これは記録なので、間違えれば横に書き足してあるしというもの親近感がわきます。
今回、薬品の展示はなかったけど、リストには甘草とかシナモンとか(桂なんちゃらってかいてあったよ)書いてあったので、ほんと、同じような薬を今も昔も大切につかっているなあと感動しました。

1000年以上たってまだ薬効あるかな。鉱物系のはありそうだけど、植物系のってどうだろうね。

エイザイさんのホームページにも詳しくかいています。


他に気に入ったのは、

花氈 (かせん)
中央アジアからきたのよ。はるか昔に大好きなあのあたりから。
シルクロード。

布系が残っていると感動します。


お寺で見学すると、仏像と曼荼羅ばかりですが、正倉院展は、その当時の宝物が展示されるのでとってもとっても面白いです。



帰りはバスで帰ってもよかったんだけど、興福寺のライトアップがもう一度みたくて興福寺を歩いて通る。


JR奈良駅の観光案内所もきれいにライトアップ。


夕食は駅のスーパーマーケットでお惣菜を購入。(結局いつもこれ)

奈良らしいものをと思い、柿を買います。



明日は明日香村に行きます。

そして明日香村から帰宅します。
 


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