潜水艦の中に入れる場所って、あまりないそうです。
私は町を延々と歩く人なのですが、
お友達はちゃんと絶対行くべき「これ!」っていう観光地を探し当てます。
カリーニングラードでは海洋博物館。
彼女は船が好きです。
ホテルカリーニングラードのある中央広場からレニンスキ通りをてくてく歩き
ホテルイビスの裏を通り川沿いにやってきました。
途中で道あってるかな・・・と思い、歩いている人に尋ねると、
まっすぐ行けば誰でも行けるところまで連れて行ってくれました。
みんな親切です。
海洋博物館 Музей Мирового Океана
直訳したら、ワールドオーシャン博物館。
ロシアの飛び地、カリーニングラードにあります。
敷地が広い。
海洋博物館には、海洋調査船「ヴィチャス号」と船「宇宙飛行士ヴィクトルパサエフ号」と潜水艦「Б―412」が展示されています。
到着したのは5時ちょっと前。
入場は5時半までです。
あまり時間がありません。
ナチスドイツの輸送船からの偉大なヴィチャス号!ではなく、
「潜水艦」を見学します。
潜水艦はめったに見ることはできないものです、とお友達に教えてもらいます。
潜水艦・・・潜水艦ってなんだっけ?入ったことないものなんだっけ?と思いながらついていきます。
まずは潜水艦の入場券(200ルーブル=約300円)を買います。
潜水艦の前に飛行機が展示してあったり
隣の機雷で遊んだり、
潜水艦の前でくつろいだり、
前の公園部分は入場無料でございます。
ミサイルがあったりします。
いざ、潜水艦へ!
甲板。細長い。
中に降りていきます。
中も超狭い!
船室。
トイレ。
キッチン。
あれ?
旅行者の朝食
завтрак туриста
左の水色の缶詰。
旅行者の朝食だ~。
潜水艦でも食べていたのね。
завтрак туристаで検索すると、旅行者の朝食という前菜の作り方が多数出てきます。
旅行者の朝食っていうのは、お肉と野菜を混ぜた前菜のことを言うの?
米原真理さんの「旅行者の朝食」を読んで以来、
「とにかくまずい昔の缶詰」と思っておりまして、、ほんとうはなんなんだ?
部屋と部屋の間は、やっと通れる大きさです。
魚雷!
一番の見どころかも。
みんな写真撮ってる。
船外作業に出る時に着る服。
重たそう。すごい圧力だろうな。。
日本の潜水艦のことの説明もありましたよ。
出てきました。
川の向こうにあるフリートレンデル門へ向かいます。
海洋博物館からも見えるところにあるのですが、
カリ―ニングラードなので、橋が渡れそうで渡れなくて10分じゃつけないんだけど。
一緒にいったお友達が言っていたのですが、
潜水艦に乗船した後は臭くて彼女に会う前には必ずシャワーを浴びないとだめ、だそうです。
そして、どのくらいの深さで潜っていて、どこにいるかっていうのは秘密なんですって。
帰ってきて、別なお友達に「潜水艦見た!」と自慢したら
開口一番「臭いでしょ?」
乗船した後はタクシー乗車拒否されちゃうそうです。
潜水艦は狭いしすんごい海の下だし、潜水艦に乗るのはとても大変なお仕事だと思いました。
日本では呉で見学ができるそうです。